ワインにはチーズや生ハムがおつまみとして相性が合うとされています。ワインもチーズも生ハムも、同じ発酵食品なので相性が合うと言う側面もあります。
同じくワインと相性が良いと言われるパンも、発酵を使って作られる食品。パンとの相性も良さそうです。
このページではワインとパンの美味しい組み合わせについてまとめています。
ワインとパンは組み合わせによってより美味しくなる
ワインとパンは同じ発酵食品であり、組み合わせとしては悪くありません。
ただパンと言ってもその種類は様々です。
チョコレートやクリーム、レーズンなどの入った甘い菓子パン、フランクフルトやコロッケが入った総菜パン、フランスパン、食パン、マフィン、クロワッサン、ベーグル、フォカッチャなど数え上げればキリがない程。
またパンそのものを食べるだけではなく、パンにワインと相性の合うチーズや生ハムを乗せたり挟んで食べることもありますし、オリーブオイルを垂らして食べる事もあります。
特にスーパーなどで市販されている食パンはそのまま食べても脂分や塩分が特に際立つわけでもなく、逆にワインの渋みを強調してしまうと感じられる事も。
ワインのおつまみとして相性が合う物は、やはり塩分や脂分、甘みなど味覚に特徴のあるものが最適です。食パンをおつまみにするのであれば、チーズや生ハム、ジャムを添えるなどして味を足すと良いでしょう。
一般的にはクロワッサンやメロンパン、ブリオッシュパンにスパークリングワイン、赤ワインにドライフルーツたっぷりのパンが合うと言われています。
確かにクロワッサンやメロンパンのサクサクとした食感に少し刺激的なスパークリングワインが軽やかさを添えて美味しそうです。
赤ワイン×ナッツやドライフルーツを使ったパン
赤ワインにはナッツやドライフルーツを使ったパンが合うと言われています。
赤ワインにはライトボディーからフルボディーまで熟成具合により味わいが大きく変わってきますが、特に長期間熟成されたフルボディータイプ、またミディアムボディーの赤ワインはドライフルーツやナッツとの相性が抜群です。
長期熟成された赤ワインは木樽で熟成されている間に木の成分がワインに移り、独特のコクや香り、味の奥行きを感じられます。
ずっしりと重く渋みのある味わいに、ナッツやドライフルーツの甘みや果実感がとても合う組み合わせです。是非挑戦してみてください。
コクのある白ワイン×ブリオッシュ
ブリオッシュパンはバターや卵がふんだんに使われており、甘くて口当たりの良い食感。
水を使わずに牛乳を使っているのも特徴です。
クロワッサンやデニッシュパンに比べてもバターを多く使っているのでコクもあり、お菓子寄りのパンと言っても良いでしょう。
甘くて香りの良いブリオッシュパンに合うのは白ワインです。
コクのある白ワインとまるでお菓子のようなブリオッシュは相性抜群。
ブリオッシュにはロゼワインも合いますので、是非楽しんでみてください。
スパークリングワイン×クロワッサン
バターの風味が豊かでサクサクとした食感のクロワッサン。
このクロワッサンに合うのはシュワシュワとした口当たりのスパークリングワインです。
サクサクとシュワシュワの2つの食感が同時に楽しめるのは面白いですし、特に長期熟成されたスパークリングワイン(シャンパンなど)のコクとクロワッサンの風味の組み合わせは相性抜群です。
まとめ
ワインとパンの組み合わせは、西洋では宗教的な意味合いもありかなり深く結びついています。
どちらも酵母を使った食品でありもともとの相性はかなり良いため、こちらで紹介した組み合わせ以外にも自分好みのマッチングを楽しんでください。