「バラ色」を意味するキレイな色が特徴のロゼワイン

「赤ワインの渋みは苦手、でも白ワインではアッサリしすぎている…」
そんな方におすすめしたいのがロゼワインです。
赤ワインと白ワインの中間で、綺麗なピンク色をしたロゼワインは、インスタ映えする上に女性らしさが演出出来るため人気があります。

ロゼワインは何故綺麗なピンク色なのでしょうか?
ロゼワインの製法は主に2つ。セニエ法と直接圧搾法になります。
セニエ法は赤ワインの製法と同じく黒葡萄をそのまま発酵させて作りますが、発酵の初期段階、つまり少し色がついた段階で果汁だけを絞りそのジュースを発酵させます。
直接圧搾法は黒葡萄を絞りジュース状にした上で醸造する方法。
黒葡萄を使うため若干色素が入るのでピンク色のワインが出来上がるのです。

ロゼワインは赤ワインと白ワインの良いとこどりしたワインと言われていますが、赤ワイン程の渋みがなく、かと言って白ワインほどあっさりしていない点が「良いとこどり」と言われる理由でしょう。
もっと人気が出ても良さそうですが、国内ではロゼワインの流通量が少ないため、やや手に入りにくいのが欠点かもしれません。

様々な料理と相性が良いワイン

ロゼワインは癖がなく爽やかでフルーティー。
万人受けする飲み口で主張し過ぎないため、色々な料理と合います。
ロゼワインの色と食材を合わせるなら、サーモンや生ハム、エビを使った料理がおすすめです。
もちろん色にこだわらず、魚介類やお肉料理など幅広い料理に気軽に合わせられるのがロゼワインの魅力となっています。

洋風の肉料理や魚料理だけではなく、中華料理や和食にも積極的に合わせて楽しみましょう。
ロゼワインは白ワインや赤ワイン程高額なワインが少なく、ビンテージ物として長期間熟成させるのではなく早めに飲んで楽しむためのワイン。購入後は出来るだけ早めに飲むのがおすすめです。

おすすめのロゼワイン

MADONNNA R(マドンナ ロゼ)

甘口のロゼワインが飲みたい方におすすめしたいのが、「MADONNNA R(マドンナ ロゼ)」。
ドイツ・ファルケンベルク社の手掛けるロゼワインですが、通販でも非常に人気が高く、「口当たりが柔らかくてサッパリしていて飲みやすい」「綺麗なピンク色でインスタ映えする」など高評価です。ワインの濃厚さやコクは少なく、アッサリした風味なのでワイン初心者向き。
通にはやや物足りないかもしれません。価格は約1,000円前後と購入しやすいのも魅力です。

マテウス ロゼ

ポルトガルの名門ソグラベ社が手掛ける「マテウス ロゼ」は、大きなスーパーやドラッグストアでも手に入るロゼワインです。商品の瓶はブランデーを彷彿とさせるユニークなデザイン。
1本約900円前後で販売されており、気軽に購入しやすいのもメリットです。
微発砲タイプでやや甘みを感じるマテウス ロゼは、癖がなく飲みやすくフルーティーなので、どんな食事やデザートにも合わせやすいです。
そのまま飲んでも美味しいですが炭酸で割って飲むのも悪くありません。